「iKala 社員ストーリー」の記事では、さまざまな立場の iKala メンバーが、自身の経験やそれに基づく信念、また iKala の仕事への思いなど、普段聞くことができないストーリーを共有しています。 iKala Japan カントリーマネージャー 土屋隆司 (Tsuchiya Ryuji) 「私の任務は次の世代を育てると共に、 iKala を日本市場に認められる企業にすること。」 iKala入社前は、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン、ワーナー・ブラザース、コカ・コーラなどの大手外資系企業に勤めてきました。iKalaは私にとって初めてのスタートアップ且つ、初めての台湾企業となります。今日は、これまでの経験に基づく仕事をする上での信念や、iKalaに入社するきっかけを話していきます。 日本の文化の下で 日本はビジネス、プライベートを問わず「信頼」を非常に重視する傾向にあります。そのため仕事上のコミュニケーション、また家族間などにおいても相手への「尊敬」と「誠実」さを持ち続けることを最も大切にしており、これが「信頼」の源であると考えています。相手の年齢や立場を問わず、同じ態度と基準を保つよう常に心がけています。 「出る杭は打たれる」ということわざがあるように、日本では職場において能力や個性が優れている人ほど打たれやすく、結果として有能な人がパフォーマンスを発揮できない状況に陥りがちだと思います。 しかしこれは私の理想とは相反するもので、私は有能で優れた人材がその能力を最大限に発揮できる職場、言わば「出る杭は伸ばす」環境を作ることを大切にしています。 この環境の下、これまでの経験を活かし次の世代の育成にも力を入れたいと考えており、これらはiKalaで成し遂げることができると信じています! 台湾スタートアップへの挑戦 iKalaを知ったきっかけはエージェントからの紹介。 紹介を受けた当初、iKalaを全く知らなかったので、最初はお誘いを断りました(笑)。しかしさまざまな情報を収集する過程で、現在世界の企業が直面している「Cookieless化」の問題は iKala KOL Radar や iKala CDP を活用することで解決もしくは状況の改善に役立つのではないかと思いました。 さらに iKala メンバーとの面談の中で、チーム内の上下関係がなく、スタートアップらしい開放的な雰囲気で、コミュニケーションのし易さを感じました。またCEOのセガの決して自己主張が強いわけではなく、温和且つ謙虚で、他の人の話をよく聞く、その人柄にも魅力を感じました。 私はこのメンバーと一緒に仕事をしたいと思いiKalaへの入社を決意しました。 今こうして iKala のメンバーと一緒に仕事ができることを誇りに思います。日本オフィスでは台湾人スタッフも一緒に業務を行っていますが、皆日本での就業経験を持っており、大きな文化の違いなどは感じたとこがありません。 もちろん、台湾企業である iKala は日本企業との運営上の違いなどがありますが、継続的なコミュニケーションを通じてこれらは調整できるものと考えています。 また、将来的にもし機会があれば中国語も学び、語学力のさらなる向上を目指したいとも思います。 iKala Japan のカントリーマネージャーとして、事業拡大にエネルギーを注入し、新たなビジネスチャンスを iKala にもたらしたいと思っています。 前述したように、日本は信頼を重んじる文化でビジネスにおいても同様の習慣があり、日本企業は特に初めての相手とのビジネスに慎重になります。 そのためこの慎重さに応えながら iKala を拡めて行くことが大切であると考えています。私は過去の経験から「エージェンシー/クライアントサービス」の強み・弱みに精通しており、これをバランスよくコミュニケーションへ反映していくことで日本企業との信頼構築に努めたいと思っています。 iKala が日本企業から信頼されるブランドになるよう努力し、iKala の製品とサービスを日本市場に広めることで日本企業の海外進出や事業拡大を支援していきます! […]